自転車に乗って

DESIGN KEY WORD 「夏」

 

あの丘まで自転車で行こうよ
さあ後ろに乗りなよ
坂道では背中を押してよ一人じゃ登りきれないから

あの丘から見下ろせる海は今も変わらず輝く
出かけた時買い物袋をカゴに乗せて坂道降りたよね

恋愛なんて何も知らない二人は
並木道を斜陽に照らされ駆け抜けた

あの森を抜けた夏風に吹かれて
波の音が聞こえるよ胸が高鳴った
水平線と並走して突き抜けたあの夏

あの丘の上夕焼けの海が何よりも好きだった
あの海の家宇治金時のかき氷二人して食べたよね

潮風に二人はその瞳を閉じて
海の精とまるで何か話してるように

夜更かしが過ぎて夏風邪をひいた時
我慢強く看てくれてどうもありがとう
カッコ悪い顔していても好きでいてくれた君

砂浜で遊んで片付けをした時
一つ残らず持ち帰る君が好きだった

潮風に意地悪をされて麦わら帽子を遠くに飛ばされた
波打ち際をかけっこしてビショビショになった夏

あの森を抜けた 夏風に吹かれて
波の音が聞こえるよ 胸が高鳴った

自転車で駆けた あの年のあの夏
急な坂道のあの丘を君と荷物を乗せ

カッコ悪い顔していても好きでいてくれた君

辛抱強く優しい君に今会いたい

 

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